IPTとは
Insulin Potentiation Therapyの略で、血糖値を下げるホルモンであるInsulin(インシュリン)を使い薬剤の細胞への透過性を高める方法です。
そのメカニズムを応用し、抗がん剤を少量のみ投与し有効に効かせることができ、抗がん剤でがん細胞を叩いた後に再び分裂増殖し始めても間を置かずにすぐ叩くことができます。さらには、複数の抗がん剤を併用することも可能になるため、多種類のがん細胞が含まれていても、効く確率が上がっていきます。
一回に使用する抗がん剤は少量のため吐き気や脱毛はほとんどなく、血球減少などの副作用も軽減します。その結果、体力は保たれ仕事を続けながらの治療も可能になります。
- インスリン増強療法/対象低用量(IPT/IPTLD®)は、ドナート・ペレス・ガルシア博士の商標であり、特許取得済みの手続き(米国特許#4,971,951)です。
IPTを行う医療従事者は、ドナート・ペレス・ガルシアによるIPT/IPTLD®のトレーニングコースを修了し毎年行われる学会に参加し、個々の認定資格を受ける必要があります。